「完璧」に見えるあの人も、実は…?
テレビやスクリーンの中で、圧倒的なオーラを放つ芸能人たち。その洗練された立ち居振る舞いや、プロフェッショナルな姿に、私たちは日々魅了されています。しかし、そんな彼らがふとした瞬間に見せる「人間らしさ」に、思わず心を掴まれてしまうことはありませんか?
特に、意図せずして周囲を和ませてしまう「天然」な言動は、普段の姿とのギャップも相まって、私たちに強烈なインパクトと癒しを与えてくれます。
この記事では、そんな愛すべき「天然」芸能人たちの、くすっと笑える面白エピソードをたっぷりとご紹介します。明日、誰かに話したくなること間違いなしの、珠玉のエピソード集をお楽しみください。
【レジェンド編】語り継がれる大物たちの天然エピソード
まずは、もはや伝説として語り継がれる、大物芸能人たちのスケールの大きな天然エピソードから見ていきましょう。
長嶋茂雄さん:ミスター・ジャイアンツの予測不能な言語センス

日本プロ野球界の至宝、長嶋茂雄さん。そのカリスマ性と輝かしい功績は誰もが知るところですが、彼の言語センスもまた、唯一無二の輝きを放っています。
- 有名な英語の挨拶: 現役時代、アメリカの記者から英語で「I live in Tokyo.(私は東京に住んでいます)」と自己紹介するよう促された長嶋さん。自信満々に口を開き、放った言葉は「I live in Edo.(私は江戸に住んでいます)」。あまりに堂々とした答えに、その場にいた誰もが度肝を抜かれたという逸話は、あまりにも有名です。
- 監督業の重圧とは?: ジャイアンツの監督時代、記者から「監督は毎日大変でしょう?」と尋ねられた際の一言。「いや、毎日がジャイアンツ戦ですからね」。これは質問の意図とは少しズレていますが、監督としての覚悟がにじみ出る、ミスターらしい名言(?)として知られています。
- 人生の真理?: 「人生で大切なことは?」という問いに対し、「うーん、人生はギブアップだ!」と答えたという話も。おそらく「Give and take」と言いたかったのでは、と推測されていますが、その断言する姿に、なぜか不思議な説得力を感じてしまいます。
具志堅用高さん:純粋すぎる元世界チャンピオン
元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの具志堅用高さん。リング上での勇ましい姿とは裏腹に、そのピュアすぎる言動で、お茶の間の人気者になりました。
- ドライブスルーでの一コマ: ドライブスルーで商品を注文する際、メニューの写真を指さして「あれとこれちょうだい」とお願いした具志堅さん。店員さんから「恐れ入ります、お名前でお願いします」と返されると、元気いっぱいに「具志堅用高です!」とフルネームで答えたというエピソードは、彼の純粋な人柄を象徴しています。
- 驚異の視力?: ある番組で視力を聞かれた際には、少し考えた後「両方とも2.0です」と答えたことがあります。普通は片方ずつの視力を答えるものですが、そんな常識の枠にはまらないのが具志堅さんなのです。
【国民的女優編】美しさとのギャップにキュン!癒し系天然エピソード
ドラマや映画で私たちを魅了する国民的女優たち。その美しく知的なイメージからは想像もつかない、ほっこり癒される天然エピソードをご紹介します。
綾瀬はるかさん:透明感あふれるおっとりワールド

日本を代表する女優、綾瀬はるかさん。その透明感あふれる美しさと、シリアスからコメディまでこなす高い演技力は誰もが認めるところですが、彼女の天然エピソードは、共演者からも度々暴露されています。
- オセロの常識を覆す: 共演者とオセロを楽しんでいた綾瀬さん。自分の石をひっくり返した瞬間、真顔で「あ、これ両面同じ色だ」とポツリ。オセロの石が白と黒の両面であることを、その瞬間に初めて知ったかのような新鮮な反応に、周囲は笑いに包まれたそうです。
- 速さの表現が独特すぎる: 中学生時代は陸上部で、足が速かったという綾瀬さん。人気番組で嵐の大野智さんから100mのタイムを尋ねられた際、具体的なタイムではなく「(他の人が)見えなくなるくらい」と、彼女ならではの独特すぎる表現で答え、スタジオを沸かせました。
【アイドル編】ステージとのギャップがたまらない!愛され天然エピソード
ステージの上では、キレのあるダンスと歌声でファンを熱狂させるアイドルたち。しかし、ひとたびステージを降りると、思わず応援したくなるような「愛され天然」な一面が顔をのぞかせます。
平野紫耀さん:国宝級イケメンの爆笑珍回答
元King & Princeのメンバーで、現在はNumber_iとして活躍する平野紫耀さん。その圧倒的なルックスとパフォーマンス力とは裏腹に、数々の言い間違いや珍回答で「歩く天然記念物」の異名を持っています。
- 言い間違いの数々: 「四捨五入」を「しゃごにゅう」、「A.D.」を「エーディー」ではなく「アド」と読むなど、その言い間違いは枚挙にいとまがありません。
- 常識クイズでの衝撃回答: クイズ番組で「日本の首都は?」と問われ、「名古屋」と答えたり、「干支を全部言って」というお題に「犬、猫、タコ…」と答え始めたりと、彼の回答は常に私たちの予想の斜め上をいきます。しかし、そのどれもが悪意がなく、本気でそう思っている純粋さが、多くのファンを惹きつけてやみません。
岸優太さん:ピュアすぎるリーダーのほっこり伝説
平野さんと同じく、元King & PrinceでNumber_iのメンバーである岸優太さん。グループのリーダーを務めていた彼の、真面目すぎるがゆえに生まれる天然エピソードも人気です。
- アルファベットとの格闘: バラエティ番組でアルファベットの「W」を書くことになった岸さん。しかし、どうしても正しい形が思い出せず、試行錯誤の末に書き上げた独特の文字は、お茶の間に衝撃と笑いを届けました。
- 独特なことわざ解釈: 慣用句の「猿も木から落ちる」を、なぜか「猿も木から滑る」と表現。少しニュアンスは違いますが、言いたいことはなんとなく伝わるのが岸さん流です。
まとめ:なぜ私たちは「天然」な彼らに惹かれるのか
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したエピソードは、ほんの一部にすぎません。
私たちが芸能人の「天然」な一面にこれほどまでに惹かれるのは、完璧に見える彼らの「人間らしい」部分に触れることで、親近感を覚えるからなのかもしれません。意図せずして生まれる笑いは、計算された笑いとはまた違う、純粋な癒しとエネルギーを与えてくれます。
これからも、テレビの向こう側で見せる彼らの意外な一面から、目が離せそうにありません。