【芸トピ】より引用
俳優の清水尋也容疑者(26歳)が、大麻取締法違反(共同所持)の疑いで同居女性とともに逮捕されたニュースは、日本の芸能界に再び激震を走らせています。特に大きな影響を受けると見られているのが、2024年9月29日から放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』です。
清水尋也容疑者、大麻所持で逮捕。NHK朝ドラ『ばけばけ』は絶体絶命の危機か
報道によると、清水尋也容疑者と同居女性は3日、自宅で大麻を所持していた疑いで逮捕され、取り調べに対し容疑を認めているとされています。この衝撃的な逮捕を受け、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』は、清水容疑者が『ばけばけ』に出演予定だったことをスクープしました。
<↓の画像は、今朝逮捕された清水尋也容疑者>

記事によれば、清水容疑者はヒロイン・松野トキ(高石あかりさん)が上京後に出会う下宿メンバーの一人を演じる予定で、すでに4月から撮影が進行していました。オンエアでは第4週目からの登場が予定されていたとのことで、今回の逮捕劇は制作現場に甚大な影響を与え、まさに「絶体絶命の危機」に瀕していると言えるでしょう。
所属事務所は「困惑」、各局は対応に追われる
清水容疑者の所属事務所である『オフィス作』は、逮捕報道を受けて「弊社も今回の件を今朝のニュース速報で初めて知り、大変困惑しております」とコメント。現在、弁護士を通して事実確認を進めている最中だとし、関係者への早期報告を約束しました。
現在、清水容疑者が出演中の嵐・松本潤さん主演ドラマ『19番目のカルテ』(TBS系)では、7日放送の最終回の出演シーンがカットされることが決定。また、6日放送のバラエティ番組『ジョブチューン』(TBS系)に関しても、出演シーンがカットされるなど、各テレビ局は緊急の対応に追われています。この迅速な対応は、事態の深刻さを物語っています。
度重なる不祥事…NHK、またもや薬物事件の渦中に
NHKにとって、出演者の薬物事件によるトラブルは、今回が初めてではありません。過去にも以下のような前例があり、そのたびに大きな波紋を呼んできました。
- 2020年:大河ドラマ『麒麟がくる』
放送開始直前、ヒロイン・帰蝶役を演じる予定だった沢尻エリカさんが違法薬物事件で逮捕されるという異例の事態が発生。急遽、川口春奈さんが代役に起用され、全ての出演シーンを撮り直し。これにより、番組のスタートが予定よりも2週間遅れるという前代未聞の事態となりました。 - 2019年:大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
出演していた『電気グルーヴ』のピエール瀧さんが薬物事件で逮捕。これを受けて、三宅弘城さんが代役に起用され、ピエール瀧さんの出演シーンは全て撮り直しとなりました。
これらの過去の事例を受け、NHKは出演者の相次ぐ不祥事に怒りをあらわにし、今後は所属事務所への事前確認だけでなく、さらなる対応策を検討する意向を示していました。しかし、再び主要キャストの逮捕という事態に直面し、NHKの危機管理体制が再び問われることになります。
<↓の画像は、29日スタートの朝ドラ『ばけばけ』登場人物の紹介>

『ばけばけ』の運命は?撮り直し、降板、そして巨額の損害賠償請求か
週刊女性PRIMEの記事では、芸能プロダクション関係者のコメントとして「キャストの変更や撮影済みシーンの撮り直しは必至でしょう」と報じられています。すでに撮影済みの出演シーンがある以上、過去の事例から見ても、清水容疑者の出演シーンは全て撮り直しとなる可能性が極めて高いと予測されます。
この撮り直しには、莫大な制作費と時間のロスが発生します。セットの再設営、スタッフ・キャストの再集結、スケジュールの再調整など、その経済的損失は計り知れません。過去の事例では、億単位の損害賠償が請求されたケースもあり、NHKが清水尋也容疑者に対して違約金として損害賠償を請求する可能性は非常に高いと見られています。
今後の再発防止策として、記事では「事前に薬物検査などを行う必要があるのではないか」という提言もなされています。公共放送であるNHKとして、国民からの信頼を取り戻すためにも、今回の事態に対しどのような対応を取るのか、そして『ばけばけ』がどのような形で放送されるのか、その動向から目が離せません。